ABOUT
新潟県十日町市にある星峠の棚田は、300年以上受け継がれてきた、日本に誇る里山風景です。約200枚もの田んぼが連なり、その姿はまるで魚の鱗のよう。四季折々に異なる表情を見せ、特に雲海が広がる早朝や、水田が鏡のように輝く「水鏡の季節」には、日本全国のカメラマンや世界各国の観光客が訪れます。その美しさと歴史が評価され、2022年には農林水産省の「つなぐ棚田遺産」にも選ばれました。
「星峠の棚田を守る会」は、この貴重な棚田を未来へと受け継ぐために地元集落の有志によって2013年に発足した団体です。先祖代々受け継いできた棚田を守り、次世代へと繋げる活動に力を注いでいます。
2025年度から、新たに「守り隊」を結成し広く会員を募集いたします。会費は、棚田の維持・保全活動に活用させていただきます。また、星峠の棚田を未来へつなぐために大切なのは、ここで育ったお米を多くの方々にご購入いただき食べていただくことです。「星峠棚田米」は100%星峠の棚田産。生産者の顔が見える安心・安全なお米です。これまで「星峠農産」が販売していましたが、本年度より「星峠の棚田を守る会」にて棚田保全費用を含み販売することとなりました。会員限定の棚田保全体験(お米と施設利用特典付き)やお得な棚田米をご購入の際には「守り隊ステッカー」をお贈りします。皆様の力を合わせ、無理なく楽しみながら「星峠の棚田」を未来へ繋げていきたいと考えております。「守り隊」を通じて、この日本が誇る棚田の風景を次世代へ引き継いでいくために、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
なお、星峠の棚田を守る会では「守り隊」の運営を株式会社ひみつ基地設計に委託しております。
星峠の棚田を守る会
会長 粂井貴志